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登録日:2016/07/23 Sat 00 39 10 更新日:2024/02/12 Mon 15 19 11NEW! 所要時間:約 23 分で読めます ▽タグ一覧 かがやけ ウルトラの星 アイスラッガーマスターセブン ウルトラキング ウルトラシリーズ漫画リンク ウルトラマン ウルトラマンタロウ ウルトラ兄弟、全滅 ザ・ウルトラマン メフィラス星人 全面戦争 内山まもる 小学二年生 怪獣軍団 水棲怪獣ジャミラ 漫画 長編 かがやけ ウルトラの星は、内山まもるの漫画版『ウルトラマンタロウ』のエピソードの一つとして、 1973年発売の『小学二年生 夏の増刊』に掲載された、外伝的な長編作品である。 総ボリュームは94ページを誇り、内山氏が生前手掛けられた読切作品では最長のものとなっている。 作画スタッフには内山氏以下、たくま宏章、森正人、そして後年の『ウルトラ兄弟物語』作者・かたおか徹治が「ウルトラグループ」名義で記載されている(*1)。 ◆概要 故・内山まもる氏が小学館の誌面にて手掛けてきた第2期ウルトラシリーズのコミカライズは 『帰マン』から『レオ』まで続き、その後『ザ・ウルトラマン』として知られるジャッカル大魔王の物語へと繋がってゆくが、 実は内山氏のウルトラ漫画は、本筋の連載とは別に、長編の形式を取った番外編的な内容が幾つか存在する。 当時、『小学二年生』誌は季節の変わり目に、通常のナンバリングとは別に増刊号を刊行しており、 それらに内山まもる氏の手掛けた、ウルトラシリーズ漫画の番外編的な長編が何度か掲載されていたのだ。 具体的には『帰マン』期の『決戦ウルトラ兄弟対11大怪獣』、『A』期の『ウルトラ5兄弟たいヤプール人』と、『怪獣はか場のけっとう』、 そして今回紹介する、『タロウ』期に発表された『かがやけ ウルトラの星』の計4作が該当する。 が、なまじ長編形式だったのが災いしてか、これら作品は書籍収録の機会には全くと言っていいほど恵まれず、 後に内山氏の作品が『ザ・ウルトラマン』として纏められた際に選ばれなかったのは勿論のこと、 2000年代に入って第2期ウルトラシリーズの漫画がコンビニコミックとしてようやく単行本化された際にも除外されてしまい、 2016年時点においても殆どの作品が単行本収録の機会を与えられずにいる、不憫な状況に陥ってしまっているのが実情である。 そんな中、数少ない例外となりえたのが『かがやけ ウルトラの星』である。 2010年9月に、小学館より発売された『ウルトラコレクションボックス ザ・内山まもる』収録作の一つとして、 80年代に連載された『ウルトラ戦士 銀河大戦争』共々、ようやく全国の内山ファン待望の書籍化がなされたのである。 しかも、単行本サイズの『銀河大戦争』と異なり、雑誌掲載当時と同寸という大伴振る舞い。 値段こそ他の特典込みで3000円越えと決して安くはないが、ファンなら間違いなく「買い」の逸品である。 物理書籍は完全部数限定という触れ込みゆえに現在は入手困難だが、2016年3月からは各種電子書籍サイトでも取扱いが開始された(価格は税込1600円ほど)。 そしてボックスの収録より12年が経過―――2022年6月24日に小学館より発売された『ザ・ウルトラマン 単行本初収録&傑作選』下巻にて、 前述の長らく未収録だった昭和期の長編シリーズともども、久々の書籍収録が叶う事となった(ちなみにボックスの方で同時収録されてた『銀河大戦争』は上巻の方に収録)。 ただし、後述する雑誌掲載時の柱コメントはこちらには未収録。 ■登場怪獣紹介 120匹の怪獣軍団 宇宙より地球に襲来、日本列島全土に侵攻作戦を仕掛けてきた怪獣・宇宙人の勢力。 かつてウルトラ戦士たちが立ち向かった、名だたる強豪怪獣ばかりで構成されている。 120匹の軍勢とは作中の言だが、作中に明確に登場した分だけでは全然足りないため、 恐らくは漫画に描かれた以外にも、裏でウルトラ兄弟に倒された怪獣が相当数いたのだろうと推測される。 北海道侵略軍 侵略隊長はバルタン星人。 テロチルス、サータン、ギガス、ベムスター、ダンカンを率いてウルトラマンと戦った。 東北地方侵略軍 侵略隊長はゴドラ星人。 ゴモラ、ブラックサタン(*2)を率いてウルトラセブンと戦った。 東京侵略軍 侵略隊長はナックル星人。 デットン、バリケーン、モグネズン、ブラックキング、グロンケンを率いてウルトラマンタロウと戦った。 中部地方侵略軍 侵略隊長はガッツ星人。 エレキング、ガンダー、ノコギリン、アーストロン、シーゴラス、スノーゴンを率いて帰ってきたウルトラマンと戦った。 四国地方侵略軍 侵略隊長は巨大ヤプール。 ムルチ、マザロン人(*3)、ルナチクス、コスモリキッド、ドラキュラス、ツインテールを率いてウルトラマンエースと戦った。 九州地方侵略軍 侵略隊長はメトロン星人。 ビーコン、プルーマ、ジャミラ(!?)を率いてゾフィーと戦った。 その他 物語終盤では、怪獣軍団の総大将としてメフィラス星人が登場。 その他、九州沖の一大決戦では上記怪獣の他、確認できるだけでもテレスドン、ダンガー、ヒッポリト星人の姿が描かれている。 オクスター 『帰ってきたウルトラマン』の怪獣。 第1話にて海底火山の影響にて復活し、人が住んでいる島に襲撃を仕掛けるも、 駆け付けたZATに島民を逃がされてしまい、劇的なデビューを遂げたウルトラキングの初陣の相手として屠られる。 上記の怪獣軍団の先遣隊だったのか、それとも目覚めさせられた野生の怪獣だったかは不明。 ウルトラキング 『かがやけ ウルトラの星』最重要キャラクター。 「げんすけ」と名乗る青年が変身する、ウルトラ戦士たちとは全く異なる「新たな巨大ヒーロー」。 背丈はウルトラ戦士と大体同じ程度だが、外見は相違が大きく、分かりやすく表現するならば 「DCやマーベルなどアメコミヒーローの衣装を着込んだ、ウルトラマン系統の宇宙人」といったところか。 戦闘能力は非常に高く、「キングスパーク」「スター光線」といった光線技を使いこなし、白兵戦でもその肉体を活かして怪獣相手に果敢に立ち向かう。 無論、空を飛ぶことも可能で、作中では日本列島を縦横無尽に飛び交い、各地で戦うウルトラ兄弟を援護した。 一見すると、ウルトラ兄弟と同様の高潔なヒーローであり、実際作中でも地球人から大きな支持を集めることとなる。 しかし、その正体は……? 言うまでもなく、およそ一年後に映像作品で初登場する別のキングとは全くの無関係。 ◇『かがやけ ウルトラの星』あらすじ ※以下、雑誌掲載当時の柱に書かれていたコメントは青字で表記。 突然、地球をおそった怪獣軍団。 次から次へと、押しよせる凶悪怪獣のために、町や村は破壊され尽くしてしまう。 今までに見たこともない、地球最大のピンチだ。 しかし、地球をこのまま滅ぼしてはならない…。 そうだ、ウルトラ兄弟たちが、怪獣に血みどろの戦いを挑んだのだ。 怪獣軍団を率いるものは誰だ。ウルトラ兄弟はどんな戦いをするだろう。 第1話 ウルトラキングとうじょう 地球は狙われている。 星人に率いられた、怪獣たちは宇宙の果てから、地球侵略のチャンスを狙っていた。 そして、行動を開始した。 光の国のウルトラ警備隊では、その情報をキャッチした。 今までになかった怪獣軍団のすごい攻撃に対抗して、ウルトラ兄弟が戦いの準備を始めた。 ある日、ZATは完成したばかりの新兵器・ザットバルーンなる熱気球の試運転を行っていた。 東光太郎も搭乗員に加わり、見晴らしのいい景色を楽しみつつ、このまま無事テストが終わるものと思っていた矢先、 偶々通りかかった海上にて、隊員たちは不審な海底火山の爆発に遭遇。 すぐさま本部に連絡を繋ごうとするが、電波障害によるものか何故か全く繋がる気配がない。 ……気付いた時には、ザットバルーンは正体不明の円盤の大群、およそ数十もの規模のそれに取り囲まれていた。 無線が通じないのはこれらが原因なのだろうかとZATは勘繰るも、周囲を滞空するだけで全く攻撃する様子を見せない 円盤群に不信感を抱きつつ、一先ず近くの孤島へとザットバルーンを停留させることに。 島に降りた隊員たちを待ち受けていたのは、逃げ惑う島の住民たちと、暴れまわる怪獣オクスター。 恐らく、先の海底火山の影響で目を覚ましたのだろう。 パニックに陥った島民たちを避難誘導しようとするZATだが、そこに現れたのは、精悍な顔立ちの見知らぬ青年。 青年は、押しよせる群衆を前にしても全く怯むことなく、的確に子供から優先してZATバルーンへと誘導する。 その我が身の危険をも恐れぬ姿勢に、ZATの隊員たちも感心。彼の尽力の甲斐あり、無事島民全員の避難が完了した。 いったいこの青年はなにものだろう。 全員の避難完了を確認した青年は、離陸し始めたZATバルーンに自身も無事飛び乗り、一安心……と思いきや 追ってきたオクスターがZATバルーンを揺らし、一人の幼い少年がバルーンから投げ出されてしまう。 絶体絶命の危機を前に、光太郎は他の隊員に気付かれぬよう、混乱に乗じて自身も飛び降り、バッジを翳す……が、 それと同時に、謎の青年も共にバルーンから飛び出し、光太郎の目の前で「変身」と叫ぶ―――― 変身完了した光太郎……ウルトラマンタロウの目の前にいたのは、 謎の青年が変身した、ウルトラ戦士とはまた異なる巨大な超人……ウルトラキングであった。 あっ、ウルトラキングとは、いったいなにものだろう。 ウルトラキングは幼い少年を手で優しく受け止めると、ZATバルーンのもとにまで飛行し、少年を送り届ける。 民衆はウルトラ兄弟とは異なる、未知の戦士の登場に驚くも、一先ずは少年が助かった事に心から安堵するのであった。 一方、地上に降り立ったタロウはオクスターと対峙するも、間髪入れず戻ってきたウルトラキングが乱入。 キングスパーク、スター光線といった多彩な光線技で怪獣を翻弄、あっという間にオクスターを粉砕した。 戦い終わり、ウルトラキングはウルトラマンタロウに目線で挨拶すると、自身の名を告げる。 タロウは、彼がウルトラ族の者ではないことしか察することができなかったものの、恐らく彼は敵ではないと判断。 時を同じくし、ウルトラサインによる連絡がタロウのもとに届く。 その内容とは、怪獣軍団が地球に向かって侵攻、それを追ってウルトラ兄弟も急行しているというものだった…… 第2話 ついに来た怪獣軍団 海底火山の爆発、謎の円盤の襲来…… 地球に次々と起こる異変を前に、ZATは対策を練るべく奮闘していた。 日本各地に舞い降りた円盤は、行動する気配こそ感じられないもの、却ってそれを隊員たちは不気味に感じる。 光太郎は、円盤の目的は先にZATに対して行ったように、電波妨害の網を張ることではないかと推測。 その時、ZAT本部を一人の人物…… 先の事件でウルトラキングに変身した、あの青年が訪れた。 「げんすけ」と名乗った青年を、ZATもウルトラキングの変身者と既に掴んでいたようで、彼を歓迎。 ZATはげんすけを是非とも隊員に迎え入れるべく勧誘するが、そんな矢先に通信を担当していた森山隊員から 円盤が発していた電波妨害が消えたとの報告が入る。 時を同じくし、日本最北の地・北海道。 札幌近郊の山中にて、生息するヒグマたちが何者かにより、山を一斉に追いだされるという怪事件が発生。 山から逃げてきたヒグマは群を成して札幌市街へと追い込まれ、あまりの事態に肝を潰した市民たちであったがニヘイゴハン!、 ヒグマたちはあまりの恐怖に支配されてしまったが故か、人間なぞ目もくれずに街中を駆け抜けていった…… 山を占領し、ヒグマたちを追いだした犯人……それは、地球に到達した怪獣軍団の一派であった。 北海道侵略隊長・バルタン星人により率いられる、テロチルス、ベムスター、ギガス、サータン等といった 名だたる凶悪怪獣たちは、群を成して北海道の街々へと襲撃を仕掛ける。 ……テロチルスやベムスターはともかく、ギガスとサータンが普通に空を飛ぶ光景は違和感バリバリだが、気にするな! バルタン星人が北海道で動き始めた同時に、他の侵略隊長たちも続々と行動を開始する。 東北地方・松島湾には東北地方侵略隊長・ゴドラ星人が、 東京市街地の地中からは東京侵略隊長・ナックル星人が、 中部地方の山中には中部地方侵略隊長・ガッツ星人が、 四国の海からは四国侵略隊長・ヤプール人(見た目は巨大ヤプール)が、 そして九州の長崎港には九州地方侵略隊長・メトロン星人が、それぞれ怪獣軍団を引き連れて出現。 北は北海道、南は九州…… 6人の凶悪な侵略者によって率いられた怪獣軍団、総勢120匹による日本総攻撃が遂に開始された。 日本列島6箇所に同時に出現した怪獣軍団の報は、当然のことながらZAT本部にも届く。 円盤群による電波妨害は、怪獣たちの地球侵入をレーダーに悟られないようにするための準備だったのだ。 すぐさまZATは全国に避難勧告を発令、それと時を同じくし、ゾフィーらウルトラ兄弟も地球に到着する。 光の国でも、怪獣軍団日本しん入を知り、ウルトラ兄弟たちが地球へむかったのだ。 東光太郎はウルトラマンタロウに変身、ウルトラ兄弟たちと合流。 ゾフィーの指揮の下、6兄弟は日本各地で暴れまわる怪獣軍団を撃滅するため、各星人の指揮する6地方へと飛び散った。 ウルトラ6兄弟がせいぞろいした。怪獣軍団とのたたかいがはじまった。 かくして、ウルトラ6兄弟と怪獣軍団の戦いの火ぶたは切って落とされることに。 その戦いぶりは、TVニュースのアナウンサーも大興奮で実況するほどの熱狂を催していた。 北海道にはウルトラマン、東北地方にはウルトラセブン、中部地方には帰ってきたウルトラマン、 四国にはウルトラマンエース、九州地方にはゾフィー、そして東京にはウルトラマンタロウ。 襲い来る怪獣軍団を前に、敢然と立ち向かうウルトラ6兄弟だが、怪獣と戦う戦士は彼ら6人だけではなかった。 ……そう、げんすけの変身したニューヒーロー・ウルトラキングが日本全国を飛び回り、 ウルトラ兄弟と共に怪獣達を迎え撃つ、最強の助っ人として大活躍していたである。 北海道ではウルトラマンの背後に迫った怪獣を蹴散らし、東北ではセブンと共に光線技で敵を薙ぎ払い、 中部では帰マンを助けたかと思いきや、四国では苦境に陥るエースをギリギリのところで援護する奮戦ぶりを見せる。 なんと、ウルトラキングはすごい! 大かつやくだ。 九州にて、ゾフィーがビーコンを迎え撃っている隙に、背後から不意打ちしようと目論んだスノーゴンを スター光線で倒したウルトラキングは、すぐさま東京に駆け付けるとタロウと合流を果たす。 無数の怪獣軍団すらも、2大ヒーローは得意の格闘技や光線技で果敢に蹴散らし、 あっと言う間に東京の怪獣たちのボス・ナックル星人は追い詰められてしまう。 ウルトラキングは、臆することなくナックル星人に背後から組み付いた。これにて決着―――――― ……が、タロウや地球人たちに悟られないよう、顔を近づけたウルトラキングとナックル星人は小声で会話を交わす。 「おい、このへんでひきあげろ」「わかった。うまくやれよキング」 何と、怪獣軍団のリーダー格の一人ナックル星人と、それを迎え撃つはずのヒーロー・ウルトラキングが まるで懇意にしているかのごとく、親しげに密約を交わしているではないか。 ナックル星人は周囲に気取られる前にウルトラキングから距離を取ると、残存した怪獣たちを連れて逃亡を図る。 おや、キングとナックル星人が、こそこそと話をしている。これはおかしいぞ。 かくして、全国に多大な被害を出したものの、ウルトラ兄弟とウルトラキングの活躍により 日本狭しと暴れまわっていた怪獣軍団は撃退され、星人達は恐れをなしたか、次々と逃げ出して行った。 歓声に湧いた国民たちは、地球に現れた新たなる正義の巨人・ウルトラキングを歓迎し、称える。 一方、東光太郎と懇意にしている少年・白鳥健一は、人々の間でキングのブームが巻き起こるのを他所に、 ウルトラ兄弟の方がよっぽど凄いとポツリと漏らすのであった。 ウルトラ兄弟たちをたすけたウルトラキングの人気が人びとの間でたかまってきた。 ウルトラ戦士と共に怪獣軍団に立ち向かいながらも、明らかに怪しい素振りを見せたウルトラキング。 果たして、その正体は…… 第3話 ウルトラキングの正体 かくして彗星のごとく現れたニューヒーロー・ウルトラキングの日本国内における人気は絶頂に達し、 その正体を知る子供たちはZATの一隊員である東光太郎よりも、げんすけを慕うようになっていった。 彼もまた既にZATの隊員服を身に纏い、栄えある防衛チーム・ZATの隊員としての地位も確立するに至ったのだ。 とはいえ光太郎は別に名誉欲のために戦っている訳でもなし。 特にげんすけに嫉妬することもなく、ただ真摯に姿を消した怪獣軍団の行方を捜索する日々を過ごしていた。 ザットバルーンで周辺の警備を行う光太郎たちZAT一行は、怪獣軍団に荒らされた街の惨状に心を痛めるが その時、げんすけが破壊された街を観て、ただニヤニヤ薄笑いを浮かべていたのを偶然目にした光太郎は、彼に対して底知れない不信感を抱く。 おかしい、げんすけはどうもおかしい。その正体もじきわかるぞ。 ザットバルーンが丘に着陸すると、近隣で遊んでいた子供たちが、げんすけが居ると見るや駆け寄ってきた。 バルーンに一緒に乗せてとせがむ子供たちを、げんすけは快く承諾。一緒に遊んでいた健一は顔をしかめる。 光太郎と一緒に同乗していた南原隊員は、げんすけの行きすぎたサービス対応を流石に快く思わなかったらしく、 彼がここ最近、ウルトラキングとしての功績をいい事にまるで隊長気取りではないかと不満を漏らすが、 光太郎はすまし顔で、僻む南原隊員を諫めるのだった。 子供たちを乗せて再び飛びあがったバルーン。 げんすけは、子供たちの「ウルトラキングなんでしょう」という問いに、快く「そうだよ」と答えて正体を明かす。 無邪気に喜ぶ子供たちに彼は、光太郎の持っているバッジを握ると、もっと良いことが起きると話す。 流石に突然の事態に面くらう光太郎は、タロウに変身するのに必要なウルトラバッジを渡すことは強く反対するも、 子供たちのブーイングを好機を見たか、げんすけは間髪入れず光太郎の手からバッジを弾き飛ばす。 ウルトラバッジはバルーンの外へと飛ばされてゆき、同乗していた健一少年はそれに気付いて受け止めようとするも 空中で揺れたバルーンの壁面に頭をぶつけてしまい、そのまま昏倒してしまう。 バッジを紛失してしまい慌てる光太郎を見て、子供たちも流石に自分達のした事の重大さを理解し、彼に謝るが、 元凶であるげんすけは、まるで反省の色一つ見せず、子供たちの行為を褒め称えるかのような態度を取る。 既に彼は、つい先ほどまでの好青年の仮面を剥ぎ捨てており、慇懃無礼かつ不敵な表情を浮かべると 自分がZATに入隊したのは光太郎のバッジを奪うためだったと暴露。 げんすけに対する違和感が、確信に至った光太郎。 彼が正義の味方などでない「もっと悍ましい邪悪な何か」である事を悟り、その正体を糾弾する。 げんすけは口元を歪めると、地球人の姿を捨て、真の姿を現した。 ついに、あらわれたぞ。げんすけの正体がついにわかるぞ。 げんすけ、そしてウルトラキングの正体……それは、過去に地球にも現れた侵略者、メフィラス星人だった。 言うまでもなく、彼こそが日本列島を襲った怪獣軍団を統べていた、侵略者たちの真の首領。 人々を怪獣から助け、ウルトラ兄弟と共に怪獣軍団と戦ったのも、全ては邪な目的を果たすための仮面に過ぎず、 その最終目的は地球人の信頼を勝ち得てZATの東光太郎に接触し、彼の力の源であるウルトラバッジを奪い取るため。 つまり、最初のオクスター襲撃に際しての勇敢ぶりから今に至るまで、全てがメフィラス星人の自作自演に過ぎなかったのだ。 騙されていたことに愕然とし、怒る子供たちだったが、メフィラス星人は先ほどまで優しくしていた子供すらも歯牙にかけず 光太郎もろとも始末する為、巨大化した状態で容赦なくザットバルーンを蹴り飛ばす。 大きな衝撃を受けて、気を失っていた健一が目を覚ます…… その手に握られていたのは、光太郎のウルトラバッジ。 そう、バッジは外に落ちることなく、すんでのところで健一がキャッチしていたのだ。 あっ、バッジは下におちたんじゃないんだ。ケン一くんがしっかりにぎっていたんだ。 健一からバッジを渡された光太郎は、すぐさまタロウに変身。地面激突ギリギリで健一や南原隊員、その他子供たちを助け出す。 目論見が外れて慌てるメフィラス星人だったが、すぐさまウルトラキングの形態へと変身し、上空でタロウを迎え撃つ。 端正なヒーローの仮面の裏に、ドス黒い醜い本性を隠していた卑劣な侵略者、ウルトラキング…… 「ウルトラ」を騙り、その名を汚したメフィラス星人に対し、タロウの怒りが最高潮に燃え上がっていたのも当然と言えよう。 真実を知った子供たちの声援を受け、強敵ウルトラキングをも圧倒するウルトラマンタロウ。 ……だが、九州沖の海辺に降り立った彼らを待ち受けていたのは、バルタン星人ら6人の侵略者たちによって率いられた120匹もの怪獣軍団。 タロウを倒すべく、ウルトラキング……否、メフィラス星人が日本中に潜んでいた軍勢を、集結させたのだ。 ブラックキング、シーゴラス、エレキング、テレスドン……かつてウルトラ戦士たちが戦った、そうそうたる凶悪怪獣ばかりだ。 うわあ、すごい怪獣だ。うちゅうの怪獣どもが、日本にあつまったのだ。 ……ちなみにこの見開き、海の中から次々と姿を見せる怪獣達の中に、堂々とジャミラの姿があったりするのは一部で有名。 第4話 たたかえウルトラ6兄弟 押しよせる怪獣軍団120匹に、戦いを挑んだ6兄弟。 血みどろの戦いが始まろうとしている。 皆さん、6兄弟を応援してくれっ。 怪獣軍団出撃に際し、ゾフィーらウルトラ5兄弟も九州沖に駆け付け、タロウのもとに合流。 襲い来る凶悪怪獣たちを前に、空で、海上で、海中で、所狭しと大乱戦を繰り広げる。 その光景を遠目に眺めていた南原隊員は、あまりの光景に子供たち共々圧倒されながらも、ZATへの連絡を続けていた。 タロウは兄弟たちを助けるべく、ウルトラキングとの決着は後でつけようと星人に持ちかける。 自分達の勝利を疑って知らないウルトラキング……否、メフィラス星人は申し出を了承。変身を解いて姿を消す。 兄弟たちのもとへ向かうタロウであったが、既に初代ウルトラマンは怪獣軍団との戦いの中で苦境に陥っていた。 テレスドンに羽交い締めにされながら、ツインテールの尻尾に締め付けられる二重苦に苦しめられていたが、 ウルトラマンは意を決すると、全身の力を振るってテレスドンの12万トンもの巨体をツインテールめがけて投げ飛ばす。 (この時、傍に居たデットンが「およよ」と驚き顔になるというちょっと可愛い挙動を見せている) ツインテールはペシャンコに潰されたものの、テレスドンはなおもウルトラマンを離さず、海中へと引きずり込んでしまう。 海中で苦しむウルトラマンを狙って泳いできたのは、かつて帰ってきたウルトラマンすらも苦しめた強豪怪獣シーゴラス。 危機を悟ったウルトラマンは急いで逃れようともがくも、テレスドンの拘束を振りほどく事は敵わず、 結局シーゴラスの鋭い角によってカラータイマーを貫かれ、あえなく絶命してしまった…… ウルトラマンの死を知って高々に笑うメフィラス星人の言葉に、残るウルトラ兄弟たちは戦慄する。 ゾフィーは涙を流すほどの悲しみを覚えながらも、殺されたウルトラマンの敵を討つべく、シーゴラスとテレスドンを倒した。 しかしメフィラス星人は、カラータイマーが鳴ったときこそがウルトラ兄弟最期の時だと余裕を崩さない。 事実、地球上ではわずか3分しか戦えないウルトラ戦士たちにとって、120匹もの怪獣軍団はあまりにも数が多すぎた…… その頃、南原隊員を通じてようやく事態を知ったZATにより、 ウルトラ兄弟が九州沖において死力を尽くして怪獣軍団の日本上陸を食い止めていること、 そして戦いの最中、かつて地球を救った偉大な英雄・ウルトラマンが命を落とした事が、 テレビ・ラジオのニュースを通じて日本全国の人々に伝えられることとなった。 自分達がウルトラキングを持て囃している間に、ウルトラマンが決死の戦いの中で落命した事実を知った国民たちは愕然とする。 ……そして、メフィラス星人の思惑通り、ウルトラ兄弟たちのカラータイマーが青から赤へと変わり、点滅を始めた。 自分達に時間が遺されていない事を悟った帰マンは、奥の手である「ウルトラダブル」を発動すると宣言。 それを聞いたゾフィーは慌てて彼を制止するも、帰マンは構わずに技を発動……そのサイズを2倍の大きさへと変じさせる。 あっ、だめだ、ウルトラマン。ウルトラダブルをつかったらしんでしまうよ。 「ウルトラダブル」……それは、エネルギーを爆発的に消費する事で、普段より2倍の大きさ、 およそ80メートルの超巨大ウルトラマンとなる事で、一瞬で怪獣を蹴散らす、帰マンの奥の手だ(*4)。 巨大化した帰マンは、アーストロン、エレキング、ダンカー、ジャミラといった強豪怪獣を容易く蹴散らしてしまう。 ウルトラダブルはからだの大きさが2ばいになるひっさつわざなのだ。 ……だが、敵を一蹴したと同時に、帰ってきたウルトラマンは残されていた全ての力を使い果たし、 元の姿に戻ったと同時に倒れ、命尽きてしまった。 エースは兄の敵を討つべく、必殺技ウルトラサンダーで空中の怪獣たちを一網打尽にするが、 背後から放たれたバルタン星人の攻撃をまともに食らってしまい、致命傷を負ってしまう。 くそっ、バルタン星人めっ。後ろからやるとはひきょうだぞ。エースしっかりしろ。 背から不意打ちするという卑劣極まりないやり口に、遂にウルトラセブンの怒りが爆発。 彼の放ったアイスラッガーは中空を縦横無尽に軌道を描き、バルタン星人以下6人の侵略者全てを一瞬で切り裂く。 かつて120匹もの怪獣を率いて日本を襲った侵略隊長も、怒りが込められたアイスラッガーの一撃で全滅する最期を迎えてしまったのだ。 おこったセブンのアイスラッガーがとぶ。しねっ、星人ども。 唯一すんでのところで回避したメフィラス星人は、目から放った光線でセブンを狙撃。 彼もまたエネルギーが尽きる寸前だったか、避けることすらできずにまともに光線を浴び、崩れ落ちてしまう…… ……が、気付けば大軍勢の怪獣軍団も、既に生き残ったのはメフィラス星人ただ一人だけ。 兄弟たちを殺され、怒りに燃えるゾフィーとタロウに追い詰められた星人は、 たじろぎながらも二人も道連れにしようと闘志を燃やし、ゾフィーとぶつかり合う。 数度にわたる交錯の末、メフィラス星人はゾフィーに光線を浴びせて致命傷を負わせるも、 その隙に背後からタロウが撃ったストリウム光線により絶命。 偽りの英雄を名乗り、人々の心を持て遊んだ愚劣な侵略者の、呆気ない最期であった。 しかし、それを見届けたゾフィーもまた、力尽きて海中に没してしまう…… ウルトラ兄弟と怪獣軍団の戦いの顛末は、ZATにより日本全国にニュース中継で報じられた。 怪獣軍団の全滅と引き換えに、タロウを除くウルトラ5兄弟が尊い命を落としてしまったこと、 そして自分たちが散々持て囃したウルトラキングは、怪獣軍団の首魁メフィラス星人だったこと…… モニターに映し出されたZATの朝比奈隊長は、ただただ沈痛な表情を浮かべ、項垂れるよりなかった。 かくして、血みどろの戦いは遂に終結を迎えた……が、その中で失われたものは、あまりにも多すぎる代償だった。 ウルトラマン、ウルトラセブン、帰ってきたウルトラマン、ウルトラマンエース、そしてゾフィー…… 青き星・地球を死力を尽くして守りぬき、そして永遠に喪われてしまった英雄たち。 海原に横たわった兄たちの亡骸を前に、唯一生き残ったタロウは涙を堪え、光の国へと帰還するのだった。 戦いは終わった。 しかし、タロウは戦いで失った兄弟たちのことを想うと、悲しかった。 タロウ、ありがとう。ウルトラ兄弟よありがとう。 ウルトラの父と母の待つ、光の国へ、タロウは一人帰るのだった。 ううっ、ウルトラ兄弟がしぬなんて、しんじられない。 ウルトラ兄弟がしぬなんて……。でも、また生きかえってみなさんの前にあらわれるでしょう。 なお、本エピソードが掲載された『小学二年生 夏の増刊』よりも後に発売された、小二本誌の『タロウ』連載では 戦死したウルトラ5兄弟はアオリ文のコメント通りにしっかり生き返って読者の前に舞い戻っているのでご安心を。 ウルトラシリーズではよくあること ◆余談 2017年には『ウルトラ怪獣擬人化計画feat.POP Comic code』の風上旬氏により、 上述したジャミラが海上を闊歩するシーンをパロディした単行本4巻の宣伝漫画が描かれた。 追記・修正は、ジャミラのように弱点を克服してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] これだけの芝居をタロウからバッジを盗るためだけにやったメフィラス。攻撃隊長の中のゴドラは色仕掛けで一分でダンからウルトラアイを奪ったんだがねえ -- 名無しさん (2016-07-23 00 55 20) そもそも生き返らなきゃゼロとかは存在しないでしょ -- 名無しさん (2016-07-23 01 53 32) 最近は自重してるけど一時期はDBばりに死んでは復活してたからね。 -- 名無しさん (2016-07-23 02 13 32) 死者蘇生はわりとあるからか、ウルトラゼロファイトだとM78ワールドメンバーは蘇生に特に驚いてないのに、アナザースペースメンバーは生き返ったことに驚いてるとかの描写もあったからなぁw -- 名無しさん (2016-07-23 08 10 03) 怪獣たちはもっと簡単で、怪獣墓場から連れてくるだけで蘇生になるからな -- 名無しさん (2016-07-23 08 12 54) 四国に怪獣が出現した珍しい作品。 -- 名無しさん (2016-07-23 11 20 17) ウルトラキング「卑怯もラッキョウもあるものか!」 -- 名無しさん (2016-07-23 11 44 42) ↑2今の四国は完全安全都市宣言されてるからヤプールも襲えないな -- 名無しさん (2016-07-23 12 12 26) しねっ星人どもに爆笑した覚えがあるw -- 名無しさん (2016-07-23 14 47 43) 内山先生、ウルトラ兄弟を漫画内で殺しまくっていた事で円谷プロから苦言を言われてしまったって後の単行本で言ってたね -- 名無しさん (2016-07-23 17 00 25) タロウ期の話にしては、タロウの怪獣が1体もいないな。それにヒッポリトがいるんなら、ゴドラやメトロンの代わりにこいつを侵略隊長にした方が良かったんじゃ… -- 名無しさん (2016-07-23 22 42 58) ↑TVシリーズの放送開始からせいぜい中盤、って頃ぐらいの作品だからね。あとタロウ期の怪獣はコスモリキッドが一応いるよ -- 名無しさん (2016-07-23 23 07 48) この状態からでもなんとか出来た、と考えると、ウルトラマンヒカリの「命を固形化する技術」って凄いんやな・・・ -- 名無しさん (2016-07-24 00 59 16) 四国は本当に「狙われない島」だよね… -- 名無しさん (2016-07-25 16 06 37) 四国って、ライダーではデストロンやクライシスに狙われた事があったけどね -- 名無しさん (2016-07-25 22 58 55) 結城結奈シリーズでも宇宙で最後まで生き残ってるしな -- 名無しさん (2017-07-29 07 48 35) てつをの安全都市宣言以降は完全スルーもいいとこだよな -- 名無しさん (2017-07-29 08 20 18) TV版の二代目メフィラスよりメフィラスしてるな。もうこっちを二代目メフィラスにしたほうがいいのでは…? -- 名無しさん (2018-10-18 10 30 15) ↑5 この作品以外で怪獣が現れたのはゴジラVSデストロイアくらいか。しかしその時も珍しくゴジラが上陸阻止されている -- 名無しさん (2018-10-18 22 44 31) 名前 コメント
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▽タグ一覧 ウルトラウーマン 公式キャラ 女 銀十字隊 ∧ | | , -、 _ _| |_ _ , ' ヽ. / |.| \ , / ゙、 `ヾ ' .|| く / ; ゙、 /ノノノノ、/ o|| o ヽr‐= / / ! /////_-| , - -、. ∥ ,- - 、 | - | |. | _/ /ヽ,. / / { i´ i ∥i´ i .}‐! ! ヽ、 .j /_ _ ノ /_/ [| ヽ_ _ ノ | ヽ、_ _ ノ .|]! || ! / ./ ,r-‐‐- 'f { | } ! !| |/ / / / /| |. |. __|__ / i |. | | / /. |||||. \ ヽヽ__, // / | |.. | | / /...|| .| | |. \ \_./ / | |. | | / / |__|__|__.| - ‐ ‐ ‐、. /\___/|、// | | | ./ ,/ ̄ ̄ ̄ /  ̄`ー、 _.,-‐=-/ i |ー -、._j / / / / ./ ! 【概要】 ウルトラの父の妻にしてウルトラマン皆の母で銀十字隊長。本名はウルトラウーマンマリー。 ウルトラマンに服の概念はないが何着か服は持っているらしい。福岡でモデルやってたしね 第9話光の国パートにてSであることが判明した 母「あの子と気が合いそう、私」2スレ目 6082「待って、下手したらベリアルまで可哀想になるからその発言!?ww」。
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アイズ・ラザフォードは仲間思いの少年だった。 彼は、感情を殺す術に長けている。 顔色ひとつ変えずに人を殺すことができるし、たとえ相手が悪人ではなかろうとも、 『ブレード・チルドレンの敵と成り得る』という一点だけで、何十人と殺すことができる。 殺されても文句の言えないだけの犯罪を犯しているという点では、己に対する価値も低く、必要ならば自分の命も目的の為の“駒”として扱う覚悟はある。 たとえ、長年の親友であり戦友のカノン・ヒルベルトと殺し合う局面になっても、決して人前で涙を見せなかった。 それでも『仲間を救う』という一点において、彼は常ならざる激情と諦めの悪さを発揮した。 己の命に対しては諦めを抱いていても、仲間の命に対しては、どんなに己を擦り減らしてでも諦めずに戦った。 ただ一人だけ、『ミズシロ火澄』という絶望の存在を知りながらも、仲間を絶望へと落とさないために、その事実を隠匿してきた。 カノン・ヒルベルトが絶望してブレード・チルドレン抹殺を企んだ時も、彼を殺すという最悪の覚悟も備えた上で、その彼を止めるという無謀な試みに乗った。 たとえ守り切れずにいつか喪うと分かっていても、その『喪う時』が来るまで守り続けようとする。 鳴海歩は、彼の信念をそう評した。 よって、本来ならばこのような殺し合いに乗り、仲間を自らの手で殺す選択をする理由などなかったのだ。 主催者を打倒し、鳴海歩とブレード・チルドレン全員でこの殺し合いから脱出する。 仲間を誰ひとりとして死なせない為に行動する。 その希望がほんのわずかでも残されている限りは、それにすがりつくのがアイズ・ラザフォードという少年なのだから。 しかし彼は、そうせずに殺し合いに乗った。 彼と仲間にとっての救世主である鳴海歩が、間違いなく『殺し合いの打倒』を目指して行動すると読めていたにも関わらず、『鳴海歩の優勝』という、短絡的な方法を選択した。 『高町亮子』と『浅月香介』、そして『竹内理緒』の命。 そして、『鳴海歩の死』によって喪われる、『カノン・ヒルベルトを含めた、ブレードチルドレン全員』の命。 その二つを秤にかけ、彼は後者を選択した。 鳴海歩の意に反してでも、彼は『鳴海歩への協力』ではなく『殺し合いでの優勝』という形で、鳴海歩を生かそうとした。 では、アイズ・ラザフォードは鳴海歩を信用していなかったのだろうか。 これも否、だった。 確かにアイズ・ラザフォードは、もともと『鳴海歩』という救世主伝説に懐疑的だった。 鳴海清隆を越える能力を要求される『新しい神』が、才能も精神も未熟な、清隆の劣化コピー同然だったのだからそれも仕方ない。 その為に、彼みずから鳴海歩を生と死のギリギリの窮地へ追いつめ、その実力を試そうともした。 しかし、鳴海歩の成長はめざましかった。 『ブレード・チルドレン』の仕掛けた数々の命がけのゲームを経て、 鳴海歩が彼の親友であるカノン・ヒルベルトを救ってみせたことを経て、 その評価は着実に変わっていったのだ。 それこそ、『誰よりも強いのはナルミアユムだ』と公言するほどに。 それでは、何故に彼はその鳴海歩の意に反して、殺し合いに乗らなければならなかったのか。 その理由を一言で説明すれば、要するに、 “引きが悪かった”、 ということに尽きる。 ◆ ◆ ◆ C-4に位置する川の東岸に座り込み、アイズ・ラザフォードは朝食も兼ねた休息を取っていた。 およそ六時間歩きまわって、彼が殺した人間は二人。 狭い島に、およそ80人もの人間が集められていることを考えれば、あまり遭遇率に恵まれているとはいえない。 多くの参加者は、やはり人の集まりそうな住宅街に密集しているのかもしれない。 橋の近くで待ち伏せをするというのも手だが、橋という場所が両岸からの不意打ちに適していることは、少し考えれば誰でも分かる。 慎重な参加者なら、南下して湖沿いの陸路を取るだろうことを考えると、やはり住宅地を目指した方が妥当だろう。 ひとまずは放送に備えて動きを止めている。 しかし放送を確認次第、『禁止エリア』の位置も考慮しつつ、西の『住宅地』か、東の『廃村』へと進路を決めなければならない。 (廃村の方がここからすぐ向かえる位置にはあるが、この『世界樹』というものも気になるな。 皆殺しを目的とするなら施設の探索などしても余りメリットはないが……しかしナルミアユムなら、このように意味ありげな施設には立ち寄りそうだ。 状況が状況だからこそ、あまり顔を合わせたくはないが……少なくとも奴の動向は把握しておきたいところだな) 鳴海歩は、頭脳に関しては清隆に抗しうるほどの力を持つが、戦闘能力はほぼ一般人のそれに近い。 戦闘回避のできない状況で強者に襲われれば、何もできないまま殺されてしまう可能性も充分にある。 だからこそ、なるべく彼の動きも確認しておきたい。 そして、そのような虐殺を一瞬で行うことのできる人間が、この殺し合いの場には多数いるのだ。 ラザフォードは、その事実を知っていた。 それこそが、島内の地図と共に広げている、三つ目の支給品の効能だった。 そして、それは彼が『殺し合いに乗る』原因を作った、問題の支給品。 詳細名簿、と書かれた大判の冊子であった。 この会場でまずディパックを開け、支給品の中に『それ』を見つけた彼は、情報を求めてその内容を熟読した。 顔写真付きで紹介された参加者は、どうも未成年が多いようだったが、彼がその事実に親近感を覚えるようなことはなかった。 何よりも彼の注意を引いたのは、参加者の紹介文に書かれた、お伽噺のような異能、そして『並行世界』という存在だった。 例えば、ビル一つをウエハースのように楽々と粉砕する魔砲が存在する世界。 例えば、『どんな願いでも叶えてあげる』と、法外な『契約』をも可能とする変わりに、魂を奪われる世界。 例えば、ただの一般人をも『仮契約』を行うことで、魔法使いの従者となすことができる世界。 例えば、体に寄生体を投与され、いつ生物兵器になるともしれない少女のいる世界。 例えば、人を“操り人形”のようにコントロールできる、“操糸術”の術士がいる世界。 例えば、社会適合が不可能なほどに逸脱した『異常(アブノーマル)』と『過負荷(マイナス)』がいる世界。 例えば、『黒い核金』という、無差別エネルギードレインの兵器が存在する世界。 例えば、時間を操る程度の能力や、気を操る程度の能力を持つ妖怪が暮らす世界。 数々の『異なる法則に支配された世界』が、彼の頭に浸透していった。 アイズ・ラザフォードは慎重な少年だ。 本来ならこのような非常識な単語を羅列されても、あり得ないと疑ってかかるだろう。 確かに、彼自身『神』と『悪魔』が存在する世界にいた。 しかし、それらはあくまで『彼がいる世界の常識』の中での存在であり、その『常識』を無視した『魔法』や『妖怪』など、まず疑われてしかるべきものだ。 にも関わらず、彼はあっさりと、そういった『魔法』の存在を受け入れてしまった。 まるで『そういうものを前にも見たことがある』ように自然と、『異世界』という存在に順応してしまった。 支給品を無限に押しこめる四次元ディパックを受け入れたように、あっさりと『魔法』や『錬金術』を『実在する』と思ってしまった。 『神様』や『運命』に論理の力で戦いを挑む世界があるように、暴力の力で全てを切り開くことのできる世界も、また等しく存在するのだ。 その前提を受け入れ、そしてアイズ・ラザフォードは考えた。 この殺し合いの場に、鳴海清隆は存在しない。 鳴海歩やブレード・チルドレンの周囲で事件が起こった時に、必ずといっていいほど介入している鳴海清隆は、この殺し合いに関わっていない。 何故なら、鳴海清隆に、『並行世界から人間を集める』ような能力はないのだから。 何より『殺し合い』という手段が、鳴海清隆の『悪魔の一族を抹殺する計画』から完全に外れているのだから。 鳴海歩にミズシロ火澄を殺させるという目的の為に、並行世界の人物を続々と召集する必要はない。 よって、この殺し合いは、『鳴海清隆がいる世界の戦い』とは全く無関係なものだ。 鳴海歩やブレード・チルドレンたちは、あのゲームマスターの背後にいる黒幕の気まぐれによって、たまたま『鳴海清隆のいる世界』の代表として選ばれたに過ぎないのだろう。 つまり、この殺し合いは、鳴海歩の論理の力で、手に負えるものではない。 確かに、鳴海歩は論理の力を使って、数々の事件を解決してきた。 カノン・ヒルベルトのように、知恵を尽くしても叶わないほど、強大な戦力を持つ敵とも、推理ひとつで渡り合ってきた。 しかし、この場には、あのカノンの比ではない力を持つ参加者が数多いるのだ。 そして、敵が『鳴海清隆という神』ではない以上、鳴海歩の『神の弟』という運命の因果は、この殺し合いで働かない可能性が高い。 鳴海歩の強さを裏付けてきた、『神の弟』という『運命』は、この殺し合いで通用しない。 よって、鳴海歩が命を賭け、心を擦り減らして戦う戦場は、この場ではない。 この殺し合いを主催する存在は、ある意味で鳴海清隆よりもずっと得体の知れない力を持っている。 この詳細名簿の件についてもそうだ。 『結崎ひよの』や『ミズシロ火澄』に関わる情報も、本当のことが書かれていた。 そこに書かれていた幾つかの『真実』は、ラザフォードを驚愕させた。 その『真実』の内容もそうだったが、何よりも『主催者がそれを知っていたこと』が、彼を諦めに追いやった。 ――『鳴海清隆しか知りようのない事実』が、そこには書かれていた。 鳴海清隆が教えたとは思えない。 この殺し合いで鳴海歩が死んでしまえば、鳴海清隆の願いはかなえられないのだ。 鳴海清隆が、この殺し合いに協力するとは思えない。 つまり、この殺し合いの主催者は、確実に『鳴海清隆よりも上』をいっているのだ。 鳴海清隆が既に、今の鳴海歩の力を全て振り絞って、やっと勝てるかという強敵だというのに。 そのような存在と、鳴海歩を戦わせるわけにはいかない。 (それでも……ナルミアユムと合流したくないと思っているあたり、俺は甘いのだろうな。 やつの優勝を目指して動きながらも、心のどこかで、やつが脱出計画を成功させるならば、それでもいいと思っている。 もっとも、そのどちらになったとしても、ナルミアユムが生きて帰る世界に、俺は帰ることが出来ないだろうが) 既にラザフォードは、鳴海歩の『大切な存在』を奪っている。 この期に及んで、たとえ脱出が可能だと言われても、味方面して彼に協力することはできないだろう。 (もうすぐだ。放送が流れれば……ナルミアユムは『あいつ』の死を知る。) それは確定事項だ。 鳴海歩は、耐えられるだろうか。 浅月たちが呼ばれるか葛藤する一方で、それもまた気にかかる。 彼女が幾度となく、鳴海歩の危機を救い、心の支えになっていたことを、彼は知っている。 彼女がいたからこそ、今の鳴海歩はあると言っていい。 そのような存在を喪えば、この先、――それこそ、元の世界で、鳴海歩が清隆と戦う上で、大きな痛手になるだろうことも分かる。 それこそ、アイズ・ラザフォードがカノン・ヒルベルトを喪うに等しいか、それ以上の痛手を。 そういう意味で、『結崎ひよの』の殺害は、間接的に鳴海歩の生存率を下げる行為でもあった。 しかしそれでも、ラザフォードは彼女を看過できなかった。 看過すればアイズ・ラザフォードを止めようと立ちはだかるだろう、という脅威がひとつの理由。 そしてもうひとつの理由は、『いずれ彼女が、もっと酷い形で鳴海歩を絶望に追いやる』という未来を、先んじて読んでしまったから。 参加者全員の出自と能力を詳しく記したその詳細名簿には、『結崎ひよのと名簿に書かれた人物』の正体も、また詳細に書かれていたのだから。 しかし、それでも胸を貫くのは一抹の悔恨。 その正体が何であったとしても、彼女は最後の瞬間まで『鳴海歩を支えた結崎ひよの』であった。 でなければ、あのような遺言を、残すはずがなかった。 (『――――』) あの言葉は、まぎれもなく『鳴海歩を支えた女性』としての言葉だった。 あるいは、名簿に書かれた、『スパイ』という肩書だけが、全てでは無かったのかもしれない。 最終的に裏切ることなったとしても、『鳴海歩を愛していた』という感情だけは、本物だったのかもしれない。 あるいは、単に最後の瞬間まで演技を続けていただけに、過ぎないのかもしれない。 彼女が何を思って、鳴海歩に味方していたのか、彼は最後まで知らないままだった。 それでも、確かなことは、いずれ彼女を生かしておけば、遠からず鳴海清隆の『切り札』として鳴海歩が絶望するという事実。 そして、それに耐えるには余りにも、鳴海歩にとって彼女の存在が大きすぎること。 このままでは、最後の最後で鳴海歩が鳴海清隆に負けてしまう。 ――よって、『彼女』だけはどうあっても、殺さねばならなかったのだ。 【C-4/1日目 早朝】 【アイズ・ラザフォード@スパイラル ~推理の絆~】 【装備】:コンポジット・ボウ(28/30)、暗視ゴーグル 【所持品】:詳細名簿、支給品一式×3(食料を一食分消費)。不明支給品2~6 【状態】:健康 【思考・行動】ナルミアユムを最期の一人にするために殺し合いに乗る 1 ひとまず放送に集中する。放送を聞いた後に西に行くか東に行くか決める。 2:迅速に敵を狩る 3 鳴海歩とはあまり顔を合わせたくないが、その動向は把握しておきたい(結崎ひよのの遺言を伝えるかは保留) 【詳細名簿】 全参加者の顔写真付き詳細名簿。 能力や経歴、人間関係などについて、かなり詳しく描かれている。 能力や経歴の情報はあくまで事務的な説明である為、どういう人間で何を思って行動していたのかという、人格面での情報はやや曖昧。 よって『こいつは殺し合いに乗りそう』という判断には、あまり使えないかも。 BACK きみとふたりで 時系列順 NEXT Interval BACK きみとふたりで 投下順 NEXT Interval BACK スカーレット・オラトリオ アイズ・ラザフォード NEXT たったひとつの冴えないやり方
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ウルトラソウル/松葉 「俺のウルトラソウルは…暴走させる衝動を指定できる。 破壊本能と帰巣本能を暴走させてやれば… さあ、見つけて壊せ、お前等のHOME、ってな…」 400/400 【瞬/任】 スタンド暴走: スタンドを一枚指定し、ダイスを振る。ダイス目によって異なる効果が起こる。 1:手札に戻る。 2:攻/防修正が全てなくなる 3:+200/-200される。 4:-200/+200される。 5:瞬間能力がもう一度発動する。 6:何も起きない 解説
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びあ酵母の生まれたころより、ずぅーっと地球を守ってくれている宇宙人。 現在は地球駐在員はウルトラマンマックスである。 仮面ライダーやウルトラマンの初代がCMなどで出てきた時、子供に「これなんてウルトラマン?」ってきかれることが多々ある。この時の回答はちょっとこまる。 本来なら「マックス」「ネクサス」..「タロウ」などと答えられるのだが下の名前がないからびあ酵母は「普通のウルトラマン」って答えることにした。 注意 「ウルトラセブン」を教える場合、子供に「これはセブンだよ」と言うと「ウルトラマンセブン」と覚えてしまうが、これは間違えである。 なんでですか、円谷プロ、ちゃんとネーミングは統一しといてくださいよ
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登録日:2011/10/05(水) 11 31 46 更新日:2024/05/06 Mon 22 13 30NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 いつもの円谷 えりまきのないジラース たまに涙腺崩壊 ウルトラQ ウルトラシリーズ ウルトラゾーン ウルトラマン ウルトラ怪獣 ウルトラ怪獣によるケロロ軍曹 カオス ケロロ軍曹 ゴジラ シュール バラエティ番組 メタ発言 二又一成 円谷プロ 愛すべきバカ達 戦国鍋TV 板尾創路 特撮 田口清隆 異常に高いライダー出演者率 腹筋崩壊 間宮祥太朗 電人ザボーガー 高橋一生 高田里穂 『ウルトラゾーン』とは、『ウルトラマンシリーズ』に登場する怪獣達を主役にしたバラエティ番組。 いつものウルトラマンと怪獣が戦う特撮ではない。 初放送は2011年10月から2012年3月まで。 本物の円谷怪獣が登場するコントパート、本格的な特撮が見れるドラマパート、新造形の怪獣によるコメディなど、複数のコーナーで構成されており、戦国時代をテーマとしたバラエティー番組『戦国鍋TV』を手掛けたスタッフや出演していた俳優・キャストも出演している。 また、主演の高田里穂氏を筆頭に仮面ライダーシリーズ(本作終了後の作品含む)の主要キャストがやけに多く出演しているのも特徴と言える。 全体的に昭和な雰囲気が漂っているが、ザムシャーやベリュドラのような2000年代の怪獣も登場しており、お父さんから子供まで世代を越えて楽しめる番組と言える。 ●目次 【コーナー紹介】怪獣特捜隊 コントパート●怪獣転校生 ●怪しい者じゃないです ●怪獣マッサージ ●ヘアサロン マグマ&ババルウ ●不良怪獣ゼットン ●怪獣職務質問 ミニコーナー●怪獣English ●怪獣ことわざ ●怪獣漫才 ●OLのウワサ ウルトラゾーンチャンネル●ケムール人 ●M1号 ●ラゴン ドラマパート●The Love ●ホシの招待状 ●スフラン島の秘蜜 ●いつも隣にホーがいる ●東京ジュラ紀 ●メフィラスの食卓 ●最後の攻撃命令 ●悪魔が降りた日 【アイキャッチ】 【その他】ナレーター 主題歌 【コーナー紹介】 怪獣特捜隊 地球上に現れるあらゆる怪獣に対し、人類にとって考えうる最善の方法で対策する組織。各コーナーの繋ぎ。 日本支部は近くに火山があり、「怪」と書かれている。 3、4話ではその文字が燃えていた。怪文字焼き? あと、たまに火山も噴火する。タカダ隊員逃げてー! ●タカダ・リホ隊員 演:高田里穂 怪獣出現を事細かに伝えてくれる番組のナビゲーター。 タトバなライダーの怪力ヒロインではない。 制服のフトモモがエロい。 ちなみに後に『戦国鍋TV』第二期が放送された時には「戦国鍋ミュージカル OICHI」のお市役を演じている。 コントパート 『日常風景に怪獣がいたら』というシチュエーションコントに、怪獣の特徴や本編でのエピソードを散りばめた、コントと怪獣図鑑を合わせたようなコーナー。 ●怪獣転校生 「有名中学にも毎年合格者を出す親の平均所得もそこそこ高めの私立小学校」が舞台。 転校してきた怪獣が馴染めるように、先生が生徒に紹介する。 ●怪しい者じゃないです 「都心から電車で30分閑静な住宅地に立つ瀟洒なマンション」が舞台。 突然怪獣が現れ、訪問販売まがいの事をする。 住人の女性役を演じた岡野真也氏は後年、『ウルトラマンブレーザー』にてヒルマサトコ役を演じている。 ●怪獣マッサージ 「結構強めに揉んでくれると評判の溜池山王のマッサージ店」が舞台。 仕事(?)に疲れた怪獣が、マッサージをしてもらいながら苦労話をする。 SSP公式サイトのバナー広告によるとタイ古式マッサージらしい。 なお店内には田口監督らしき客も紛れている模様。 ●ヘアサロン マグマ&ババルウ マグマ星人(CV:山崎樹範)とババルウ星人(CV:津田寛治)メインのコーナー。 「読者モデルも来店する中目黒の目黒川沿いから一本入った美容室」が舞台。 チャラ男なマグマ(先輩)とババルウ(後輩)が美容院で接客をする……のだが、仲の悪い2人は足の引っ張り合いを繰り広げる。 ●不良怪獣ゼットン 「実は子供嫌いと噂のおばあちゃんがやっている不良のたまり場の駄菓子屋前」が舞台。 「地球防衛高校(チボ高)」に転校してきた無口なゼットン君が、ライバル校「赤王高校」との抗争に巻き込まれてしまう。 しかし、ゼットン君にはある秘密が……。 ちなみにゼットン君と友情を深めていくチボ高の不良役として、『仮面ライダーキバ』にて登太牙を演じた山本匠馬氏や後に『仮面ライダーガッチャード』にてグリオンを演じる鎌苅健太氏、ブレイク前の間宮祥太朗氏などが出演していた。 ●怪獣職務質問 「昨年の夏に変質者が出て、それ以来警察の巡回が強化された新興住宅地」が舞台。 お巡りさんが街をうろつく宇宙人に職務質問を吹っ掛ける。 ……実はチボ高の不良がたむろする駄菓子屋前でもある。 ミニコーナー ●怪獣English 英語で怪獣の紹介をするコーナー。 怪獣の勉強と英語の勉強にもなる。 例〉_ it is easy to conquer the earth if I feel so to do it. 「ちなみに私がその気になれば地球征服など簡単です」byメフィラス星人 _ ●怪獣ことわざ 怪獣にちなんだことわざネタコーナー。 ちなんでないのも多い。 例) (お)帯に短しダークザギに長し (か)かねの切れ目がテペトの切れ目 (ほ)骨折りグドンのくたびれもうけ ●怪獣漫才 怪獣達が漫才を繰り広げるコーナー。フィギュアだけど ●OLのウワサ 怪獣上司の愚痴メインのウワサをするOL達。最後に課長にあだ名をつける。 課長何人いるんだよ……。 ウルトラゾーンチャンネル 『ウルトラQ』に出演した怪獣が主役を務めるショートコント。 製作はリメイク版ザボーガーのスタッフ、ナレーションはザボーガー繋がりか板尾創路と妙に豪華。 ●ケムール人 驚かした女性に、その隙にひったくりにバックを盗まれたから責任を取れと言われてひったくりからバックを取り返しに行くハメに。 ●M1号 お母さんに会いたくなったM1号は宇宙から地球に降りてお母さん探しを始める。しかしお母さんは見つからず……。 ●ラゴン ビーチバレーサークルが浜辺でビーチバレーをやろうとするが、メンバーが一人足りない。 そこにラゴンが現れ、一緒にビーチバレーをやることになる。 さらにラゴンはサークルの男・タカシ(演:須賀貴匡)に恋をしてしまい人間の女性・ミカ(演:松本若菜)の支援を受けてタカシにアプローチをかけるが……。 ドラマパート 『ウルトラQ』を彷彿とさせる不思議な特撮ショートストーリー。1話につき約30分ほどの本格的な内容になっている。 監督は後に新世代ヒーローズで名を上げる田口清隆。 豪華な特撮だが、実際にはかなりの低予算だったとのこと。 ●The Love 地球にザラブ星人(声:関智一)を乗せた宇宙船が墜落。 ザラブはその現場を見かけた地球人の女性・みつ子(演:丘みつ子)に助けられふとしたきっかけから共に暮らし始める 2人は畑仕事をしたり絵画を楽しんだりと静かな日々を過ごすが……。 ●ホシの招待状 突如として人間が失踪する事件が連続して発生。事件の相談を受けた探偵の宇佐美(演:高橋一生)は思いつきで被害者の失踪地点を線で結んでいく。 失踪地点のパターンやそれに重なって起きる電波障害の箇所を分析すると、宇佐美の暮らすアパートの隣室に越してきた女性、ホシノさん(演:緒沢あかり)の部屋が怪しいらしい。 大きな段ボールを抱えて歩く彼女の後を追いかけると……。 ●スフラン島の秘蜜 幻の珍獣ピグモンを追うテレビクルーが遭難。その中には宇佐美探偵の助手、小林小早川(演:波多野美希)の姿もあった。 松原刑事(演:木村圭作)と高木巡査(演:イマニシケンタ)は小早川捜索のため、ガイドの諸田(演:宍戸開)と共にスフラン島へ潜入。 そんな彼らの前にレッドキング、バードン、バンピーラが……。 このシチュエーションを見てこの作品を思い浮かべた人も多いのでは? ●いつも隣にホーがいる 公園に一人佇む青年・ノボル(演:北条隆博)は、失恋を機に怪獣が見えるようになった。 ホーと名付けたその怪獣は恋に破れた老若男女に取り憑いているが、どれも姿がぼんやりしており、自分に寄り添うホーほど実体化したものはいない。 あるときノボルの前に、彼のホーと同じ姿のホーを連れた女性・タマエ(演:水沢奈子)が現れ……。 ●東京ジュラ紀 怪盗赤色に狙われた秘宝アカンバロの瞳を護衛するため老婦人、白石に雇われた小早川と奇妙な三人の探偵。 彼らの推理合戦はいつしかお互いの正体の探り合いと秘宝争奪戦、果ては怪獣達の乱戦に発展していく……。 白石を演じたのは新旧シリーズでお馴染みの原知佐子さん。場外では襟巻を確認できないジラースも暴れていたようだ。 ●メフィラスの食卓 捨てられた弁当を拾い食いするホームレスの老人(演:渡辺哲)と出会ったメフィラス星人。 老人から弁当のラッキョウと食卓のテーブルを貰ったメフィラス星人は、他に欲しいものはないかと尋ねられ、地球が欲しいと答える……。 ●最後の攻撃命令 防衛軍の山本隊長(演:神尾佑)は近々情報課へ転属することになり、部下の松島(演:松尾諭)へ引き継ぎ用の資料を読ませる。 山本は妻の洋子(演:石橋けい)に、転属先で落ち着いたら沖縄旅行をしようと提案するが、翌朝正体不明の飛行物体が現れ……。 山本役の神尾氏は後に『ウルトラマンX』にてレギュラー出演。そちらの11話、15話はこの話を匂わせる描写が多い。 ●悪魔が降りた日 キリンも象も凍り付きそうな厳寒の日。宇佐美が長期療養中のため事務所の家賃が払えず、立ち退き準備をする小早川。 彼女と松原達は宇佐美の見舞いへ行く途中で怪獣特捜隊のタカダ・リホ隊員と出会い、四人は観光客は海外の方のほうが圧倒的に多い西新宿の高層ビル街のど真ん中で青い発光体を目撃する……。 【アイキャッチ】 タイトルやアイキャッチのイラストも昔ながらの雰囲気で描かれている。 特にアイキャッチは、日常の中に怪獣達が当たり前のように混ざっている光景が描かれている。 子供達と一緒に縄跳びをするシーボーズ 大阪城(?)をバックに修学旅行生と一緒に記念写真を撮るゴモラ スタジオでADをしているメトロン星人 テスト中隣の席をカンニングするガンQ 猫に七輪で焼いた魚を捕られて追いかけるイカルス星人 早撃ち対決をするキングジョーブラック 車のバッテリーに充電するエレキング 等々。 そのインパクトたるや絶大で、ドラマパートの感動と余韻はこいつで即座に粉砕されるほど。 【その他】 ナレーター 『ウルトラマンティガ』以来の登板となる二又一成氏と遠野まりこ氏が担当。 主題歌 エンディングテーマ:ウルトラQメインテーマ 最終回エンディングテーマ:『ウルトラマンメビウス』主題歌 ただしウルトラマンが登場しない作品のためか、「ウルトラマンメビウス」の部分は鼻歌。アイキャッチにザギさんはいたけどな。 追記・修正お願いします。 \デーン/ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 円谷版戦国鍋TV -- 名無しさん (2013-09-06 08 30 39) ドラマパートで感動→デーン(アイキャッチ) -- 名無しさん (2013-10-07 06 31 01) 正直ガラゴンの名前が出てきたときは驚いた -- 名無しさん (2013-10-26 10 51 58) ↑2 メフィラスの食卓と最後の攻撃命令でやられて涙が引っ込んだわ -- 名無しさん (2013-11-06 15 47 21) M1号はこれ -- 名無しさん (2014-01-06 14 44 12) 誤送信。M1号はこれで知ってたから某アレに出てきたときビックリした -- 名無しさん (2014-01-06 14 45 44) 関さんのケムールの攻撃がどう見ても金ぴかAUO -- 名無しさん (2014-03-17 10 09 44) 最後の攻撃命令には泣かされた -- 名無しさん (2014-03-31 08 10 37) こっそりゴジラが出てきているというw あと、サフランの島は豪華だったなあ。バンピーラ、ソフビ出してくれよ…… -- 名無しさん (2014-05-27 02 21 24) 不良がビビるのに吹いたww -- 名無しさん (2014-06-17 00 40 51) アイキャッチで笑ったと同時に和んだ -- 名無しさん (2018-01-29 22 53 31) 若手時代の東京03やバカリズムが声を当てていた -- 名無しさん (2023-02-09 01 28 05) 名前 コメント
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登録日:2011/12/21 Wed 06 24 18 更新日:2023/08/06 Sun 11 18 15NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 FER S T U にせウルトラマン アクロバティック ウルトラマン ウルトラマンコスモス ウルトラマン撃破成功 ウルトラ怪獣 カオスウルトラマン カオスヘッダー カオスロイド カラミティ ツリ目 ドジっ娘 バク転 偽ヒーロー 円谷プロ 悪トラマン 本物より強い 涙目 混沌の巨人 赤眼 ウルトラマンコスモス お前は…人間の為に…… 怪獣の体を変えた…… 我々が我々の為に 怪獣を変化させるのと…どこが違う? そのどこが……悪い? カオスウルトラマンとは『ウルトラマンコスモス』に登場するカオスヘッダーの変異体の総称。 所謂ウルトラシリーズ恒例の「にせウルトラマン」の部類に属する。 ●カオスウルトラマン 身長 47メートル 体重 4万2000トン 出身地 トレジャーベース近郊 武器・能力 ダーキングショット、インベーディングウェーブ、カオスプロミネンス、カオスバスター、ダークネスウィール、ダークブレット カオスヘッダーがコスモスの情報を得ることで誕生したコピー体であり実体カオスヘッダー第3号。 姿はコロナモードの様な混沌の様な渦を巻く非左右対象で、青と黒のカラーリングを基調としている。 眼の色は赤くカラータイマーの色は黄色と見分けは付きやすい。 偽物であるが違うのは外見ぐらいで、光線技、身体能力など全てにおいて能力は本物と同等。 これに加えてカオスヘッダー特有の自己進化能力が合わさることで猛烈な速度で欠点を埋め強化されていく。 にせウルトラマン系統では珍しく複数回登場している上、TVシリーズでは初めて本物を倒すという快挙(暴挙?)を成し遂げた。 偽物の主人公が段階を経て強化され、最強フォームをも学習。さらに終始苦戦させるといった演出とインパクトは強烈で、ラスボスよりも強いと言われることも。 名前もコスモスと対比になっている。『カオス』ウルトラマンとウルトラマン『コスモス』 ●カオスウルトラマンカラミティ 身長 47メートル 体重 4万2000トン 出身地 P87ポイント 武器・能力 ダーキングショット、インベーディングウェーブ、カオスプロミネンス、カオスバスター、 ダークネスウィール、ダークブレット、ブレイキングスマッシュ、カラミティブレード、カラミュームショット 強化されたカオスウルトラマンが更にカオスヘッダーを吸収し、強化変身した姿。 コスモスの最強フォーム「エクリプスモード」を模した姿だが赤と黒を基調とした体色をしており、その実力はエクリプスモードさえ上回る。 切り札さえも学習されたコスモスは、最初からエクリプスモードで戦うことを余儀なくされた。 【主な活躍】 ウルトラマンコスモス…… お前の力を貰う…… ●『ウルトラマンコスモス』 第39話「邪悪な光」 コスモスと春野ムサシの関係を知ったカオスヘッダーがトレジャーベースに侵入。 光の触手で拘束してムサシに憑り付き、コスモスの情報を得ることで誕生した混沌の巨人。 エクリプスモードと光線の威力を除いてコスモスと同等の力を持ち、 光の巨人であるウルトラマンの力を得たことで同じ光の特性を持つ自身の力を効率よく使用できるようになった。 これにより単体のカオスヘッダー50倍のエネルギーを放出できるが、うっかり三分間の時間制限もコピーしてしまっている。 ただしこれはたった一度の憑依でウルトラマンの能力を完璧に解析しコピーし切ったという事実の裏返しでもあるため、一概に失敗とは言えない。 コスモス(コロナモード)とはほぼ互角の戦いを繰り広げ、共にカラータイマーが鳴り出す。 ここでコスモスはブレージングウェーブ、カオスウルトラマンはインベーディングウェーブを撃ち、双方の光線が正面から激突。 競り合った末にコスモスが打ち勝ち、爆発の余波でカオスウルトラマンは吹っ飛ぶ。コスモスはトドメを刺すべくもう一度ブレージングウェーブを撃つが、当たる直前にカオスヘッダーに戻ることで回避。 背後からダーキングショットをコスモスに浴びせて大ダメージを与え、さらにカオスプロミネンスでコスモスを倒してしまった。 怪獣は仲間…… 怪獣を助ける…… 怪獣を仲間に… 全ての怪獣を仲間にする… 全ての… 全ての…… 第40話「邪悪の巨人」 ムサシに憑依したことでムサシの「怪獣は仲間」という思いを知る。 そして、それを実現する為に鏑矢諸島の怪獣達をカオス化させようとするがシールドの影響で失敗。 ムサシが救出されるとコスモスと再び対決、カオスネルドラントⅡと共にコスモスを追い詰めるが、 TEAM EYESに弱点であるソアッグ鉱石から開発されたソアッグビームでダメージを受けてしまい、 カオス対抗ミサイルでカオスネルドラントⅡをネルドラントⅡに戻される。 その後も互角に戦うがコスモスがエクリプスモードにチェンジしたことで形勢逆転。 エクリプスブレードで細胞がパニックを起こし、コズミューム光線で分裂四散した。 カオスヘッダー最大の侵略だ!! 第59話「最大の侵略」 カオスキメラ開発を妨害するために出現。 今回は三分間の制限時間を克服している上、さらに能力がパワーアップしているなどウルトラマンコスモスの上位互換へと成長を遂げた。 コスモス(エクリプスモード)とはほぼ互角の戦いを繰り広げるがコズミューム光線を喰らい不安定に陥る。 だが、ワームホールからカオスヘッダーのエネルギーを浴びカオスウルトラマンカラミティへと進化を遂げてしまう。 俺達の地球は……お前には渡さん! 第60話「カオス大戦」 強化変身したことで形勢逆転し、コスモス(エクリプス)に圧倒、完勝した。 その後はEYESを追い詰めるがコスモスが自分とムサシの決意によって復活し、再戦。 またもやコスモスを追い詰めるがカオスキメラを封入したカートリッジ弾を撃ち込まれた上、コズミューム光線を放たれ四散する。 私は守る事が出来なかった… カオスヘッダーによって 生態系が変えられた惑星は このように死の星となってしまったのだ… 第62話「地球の悲鳴」 EYESの陽動作戦の裏をかいて、強力なカオスヘッダー反応を放出させたカオスドルバを出現させてから現れるが、 コスモスに隙を突かれてカオスドルバが浄化され、ドルバに戻り、応戦される。 数的不利な状況ながらもコスモスを自力で苦戦させ、追い込んでいくものの さらにEYESと地球防衛軍の援護をくらい、キメラミサイルを撃ち込まれた上、コズミューム光線を受けて消滅。 カオスヘッダー お前は何故星々を破壊し 宇宙を混乱に陥れる? 我々こそが秩序をもたらす 第64話「月面の決戦」 コスモスによって月面にホイホイついて行ったカオスヘッダーが変身。 今までの目的が秩序をもたらすことであったことを明かし、自分達の邪魔をするコスモスを人間から学んだ憎しみから決着を望む。 さらに強くなっており(特に防御力)、EYESの攻撃も気にせずエクリプスモード相手に優勢に戦うが、弱点であるソアッグ鉱石のある場所に誘われて形勢逆転。 最後はコズミューム光線を受けて消滅した。 ●『ウルトラマン Fighting Evolution Rebirth』 メフィラス星人がウルトラ戦士の能力を分析しカオスヘッダーを使って作り上げたウルトラ戦士のコピー体であるカオスロイドが登場。 それぞれが黒と灰色の体色をしている。 ●カオスロイドU 身長 40メートル 体重 35000トン 出身地 不明 武器・能力 カオススペシウム光線、カオス八つ裂き光輪、カオスキャッチリング ●カオスロイドS 身長 ミクロ〜40メートル 体重 0〜35000トン 出身地 不明 武器・能力 ウルトラキー、カオスラッガー、カオスエメリウム光線 ●カオスロイドT 身長 53メートル 体重 55000トン 出身地 不明 武器・能力 カオスダイナマイト、カオスストリウム光線、ウルトラベル ウルトラマンがモデルで、左腕が常に垂れ下がっているカオスロイドU。 スペシウム光線と切断技ウルトラスラッシュのカオス版であるカオススペシウム光線とカオス八つ裂き光輪を放つ。 必殺技がかなり迷惑でウルトラセブンがモデルのカオスロイドS。 アイスラッガーのカオス版であるカオスラッガーを放つ。 ウルトラマンタロウがモデルのカオスロイドT。 ノーダメージでカオス版ウルトラダイナマイトであるカオスダイナマイトを使用できる。 予約特典はUのソフビ。 EPISODE12 「M78完全破壊計画」 メフィラスがウルトラマンを足止めしている隙に光の国を襲撃。 ウルトラタワーを破壊し、ウルトラベルとウルトラキーをそれぞれTとSが強奪。 Uはウルトラスパークを手に入れようとし、それぞれのウルトラ戦士と戦うことになる。 スーツも制作されており、イベントに登場している。 なかなか格好良い。 ●『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!』 疑似空間のバグにより出現したものであり、カオスヘッダーとは無関係。バグレーと呼ばれる。 カオスウルトラマン、カオスロイドU、S、Tと、カオスロイド達がついに映像作品にも登場した。 この4人にイーヴィルティガを加えた5人で、ヒカル達5人が変身したウルトラマンと戦う。 カオスウルトラマンはカラミティではないがカラミュームショットを使用可能。 カオスロイドの3人は、カオス八つ裂き光輪がただの八つ裂き光輪、カオスラッガーが分裂しない等、 ゲームのような凄まじい技は使用せず、本物のウルトラマン達とほとんど変わらない技を使用していた。 ちなみにカオスロイドSは、ゲームでは使用しなかったワイドショットのコピー技を使用している。 ヒカル達を苦しめるも、最後は5対5の光線の撃ち合いに負けて倒された。 監督の原口智生は、ゲームオリジナルキャラであるカオスロイドの存在を知らず、プロデューサーが用意した悪のウルトラマンの着ぐるみリストの中から選んだらしい。 ちなみにカオスロイドU、T、カオスウルトラマンの3人は、劇場スペシャル公開前の新ウルトラマン列伝で登場している。 スパークドルーズ劇団のブラックキング達の妄想の中で、一方的にやられて終わったが… 邪魔をするなコスモス! 我々は人間の心を知った 憎しみを怒りの感情を 我々は知った! コスモス! お前が憎い! お前を倒す!! 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コスモスと和解した後のカオスヘッダーはもうカオスウルトラマンになれないのかな?コスモスのピンチにカオスウルトラマンが助太刀するって展開を観てみたいんだが…。 -- 名無しさん (2013-11-28 23 01 55) ↑自分もそういう展開いつも妄想してた。一回くらいショーでもいいから見てみたいな -- 名無しさん (2013-11-28 23 21 55) カラミティになっても、相変わらず「カオスウルトラマン」としか呼ばれないのさ。 -- 名無しさん (2013-11-29 17 57 38) ↑2~3 カオスヘッダー0がウルトラマン化する→当然、体色が以前のままとはいかない→金色になる→あれ、これってグリッターコスモスじゃね? -- 名無しさん (2013-11-29 18 01 31) ギンガの劇場版に全員出るらしいな(カラミティは知らん) -- 名無しさん (2013-12-07 23 43 56) 一時期、劇場版2のウルトラマンジャスティスはカオスヘッダー0が変身したのではという説が出た事があったな -- 名無しさん (2014-01-31 12 32 31) ショワッチ -- ウルトラマン (2014-02-15 16 44 34) ギンガで復活。サーガのジュランを除くとようやくコスモス怪獣がまともに再登場 -- 名無しさん (2014-02-20 15 39 25) この前の新列伝でブラックキングに倒されたと思ったら彼の妄想だった。妄想でも初登場なのにパッとしない登場に…。しかもカオスウルトラマン以外は、攻撃してさえいないのに…。 -- 名無しさん (2014-03-14 21 11 17) ↑カオスウルトラマン「ブラックキングよ…お前は私の本当の恐怖を知らない…!!フハハハハハハ!!」 -- DCD (2014-03-14 21 16 59) もしかして初めて本物に勝利した偽物? -- 名無しさん (2014-04-14 20 00 38) ↑ウルトラシリーズでは初だな -- 名無しさん (2014-04-14 20 56 44) カラミティのインパクトが強すぎてダークネスよりもカラミティの方が強く見えた -- 名無しさん (2014-04-21 03 26 24) 君の股間を刺激する! ←何この台詞 -- 名無しさん (2014-07-27 19 37 26) CMの五感が股間に聞こえるとかそんなネタ -- 名無しさん (2014-07-27 20 49 28) ↑4 本文でテレビではっていってるしシャドーがいるやん -- 名無しさん (2014-07-27 20 53 41) ↑そうだったね。ごめん…。 -- 名無しさん (2014-07-27 21 20 11) 最終的にタイマンでシャドーはゼアスに負けているのを考えるとカラミティの強さが分かる。すべての戦いでコスモスはEYESや防衛軍の援護がなかったら負けていた。 -- ??隊員 (2014-07-31 06 46 09) カオスヘッダー0の戦闘形態として出てこないかな カオスウルトラマン0みたいな セブンの息子「」 -- 名無しさん (2014-12-01 19 29 28) このカラミティがトラウマ過ぎてカオス大戦の回が未だに見れない -- 名無しさん (2015-10-12 19 18 40) サーガから数年後成長したムサシの息子ソラは自らの夢を追って地球に旅だつ。しかし地球には新たな脅威が迫っていた。カオスヘッダーは地球やソラを護るため彼と共に戦う新たなカオスウルトラマンを創造し、地球に送った。初めはカオスヘッダーの分身としてどこかロボット然とした感じのカオスウルトラマンだったがソラや地球人との交流、駆け付けたコスモスとの共闘により、一つの心を持つ独立した生命へと成長していく・・・。というのを想像したんだけどどうだろう? -- 名無しさん (2015-10-12 19 48 21) 着弾時の火花でスーツが破損するせいで「あれ、ラウンダーショット割と効いてる……?」って思ってしまう -- 名無しさん (2017-12-12 17 22 02) ベリアルやザギさんほどではないと思うけど -- 名無しさん (2019-01-07 13 08 46) 上の続き カオス怪獣化で手数を増やすことができる、最強フォームを上回る戦闘能力や光線技、時間制限なし、弱点も克服、何度も再生可能と悪トラマンの中で上位を誇る強さだよな -- 名無しさん (2019-01-07 13 11 42) コスモスがこいつに何度も負け続けてたせいで(ウルトラマンとしては異質な「無闇に怪獣を倒さない」ってスタンスも相まって)「甘ちゃん」とか言われてるの見ると悲しくなってくる… -- 名無しさん (2021-02-16 18 22 06) 名前 コメント
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▽タグ一覧 ウルトラマン シルバー族 公式キャラ 宇宙警備隊 男 ウルトの父 ,∧ ∧ .,/ l゙ |゙| │゙ヽ /′{ .,/゙゙}|゙゙ヘ、 .| ヽ | .| / .| | .゙'i、 .} .| ゙l .∩ヽ、 /` |.| ゙l、 丿 l゙ ゙l.|│_`―-l゙ |.| 'k-ー" .l゙ .゙!| ゙l"| .| .'`‐、 |.| .、‐`、,| ノ .| ゙'| | `、 〕゙l| | .`.| ,/′ 丿 |,、 .| ``` || ``"` | ,,/′ / |`''┼、、 ┃ ,,-'レ'" .l゙ l゙ .ヽ.'i、゙ミニニニ彡/丿 l゙ | .゙k,,゙'ヽニニ/゙,,r| l゙ │_,,,,,│ `゙‐'''''''''"` ミ,,,,,_、 .l゙ l゛ ⌒"''''=i、、 '十'''''''''''''''r" ,,――-,、 `'i、 .| ゙l / ,-'ニニ-, ゙'i、 、 ゙l、 | | ││l゙ ゙l ゙l ゙l ,/ .| │ 广゙゙゙゙″ ヽ‘'ー'゙_/ ‘゙二ノ 丿 .| .| _,,,,,,,,--'不''''''''''"゙゛ / ,! ._,,,,-‐'゙~゙゛ | ,/ .゚「ニ,, ̄` | / ㍉ニr,,,,,,,,,,,,,,,_、 │ ,,/ ・・・地球へ行って良い顔付きになったな完治しただけのことはある 円谷プロ制作の特撮作品『ウルトラマンA』,『ウルトラマンタロウ』をはじめとする、ウルトラシリーズに登場するキャラクター。 身長:45m 体重:5万t 年齢:16万歳 飛行速度:マッハ15 走行速度:時速1000キロメートル 水中速度:160ノット ジャンプ力:600mm 概要 M78星雲光の国の宇宙警備隊の大隊長兼最高司令官を務める。ウルトラの母とは夫婦関係にあり、ウルトラマンAの養父かつウルトラマンタロウの実父で、ウルトラセブンは 義理の甥である。また、ゾフィーの父とは親友同士であった。ウルトラマンなどの他のウルトラ兄弟との実の親子関係は無いが、その偉大さや人柄から実の父のように慕われてい る。本名はケン。ボンクレーとは家族ぐるみの付き合いであり、闇に落ちたベリアルとは親友同士だった。政治面はレブに任せているなど、本編よりも彼自身多くの助力を受けてい るのがわかる。ちなみにメタナイト卿は彼のカプセル怪獣だったようだ。 各話での活躍 3話タロウを捜索隊に送り出す。お土産で盛り上がるタロウと母に心配そうな顔を見せた。 6話ピコとタロウの精神疾患についてピコと話していた。 7話タロウの疾患が治ったことを喜び、餅には醤油と言う持論を語る(お土産がなければ数百年の醤油でおなかを壊さないか心配していた)。 8話アコと奏太の恋愛を評論し、アコの目を蟷螂の目と評した。 9話歳ワルキューレが見つかった時、アティに教育係を任せようとゾフィーに提案を受けた時、歳の事とか聞かれたらシバかれないか心配と答えた(ばれて蛸殴りにされた)。 11話では訓練学校の様子の様子を見に来てタロウやアンに邪魔扱いされ、見かねたクリリンに助け舟を出されていた。 【能力】 ●ファザーショット(ファザー光線) ●クレッセントショット(クレセントショット) 【必殺技】 人間としての姿(本編ではまだ出てきていないが、地球上ではサンタクロースの姿で現れたことも。) AA:? 【概要】 ?
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露店の使い方 アイテムを入手する方法の中から,露店での購入方法についての紹介です。 他人とアイテムをやり取りするには,町に居る「露店管理人」に話しかけ,「出品」「購入」「トレード」の中から選びます。 自分の持っている物を売りたい時は出品 誰かからアイテムを買いたい時は購入 フレンドとアイテムやGのやり取りをするにはトレード 目的に合った方法で露店を利用しましょう。
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「」 商品画像 情報 定価:2,940円 発売日:2010年6月 再販日: 商品全高:約160mm 付属品 手首:×() 武器: 頭部:×() その他: キャラクター概要 M78星雲にある光の国からやってきたウルトラ戦士。 ベムラーを追って地球にやってくるが、不慮の事故でハヤタ・シンを絶命させてしまい、自身と一心同体になることで彼の命を救う。 以降、ハヤタ・シンはベーターカプセルを使い、ウルトラマンに変身するようになる。 最終回にてハヤタはウルトラマンと分離し、ウルトラマンとして戦っていた記憶を失った。 よって、後年にハヤタの姿で登場するウルトラマンは厳密にはハヤタではなく、彼を仮の姿として借りているだけである。 商品解説 魂フィーチャーズで電撃発表された、ウルトラマンアクションフィギュア『ULTRA-ACT』の第一弾。 かねてからウルトラマンはデザイン上アクションフィギュアには不向きとされてきたが、フィギュアーツの技術を応用し、出来る限り違和感は削ぎ落したうえでアクションフィギュアとしての完成度を高めている。 フィギュアーツではあまり付属されないエフェクトパーツは、こちらでは光線技をはじめとして多く付属する。 なお、今回は大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIEで見せたマント姿になることも出来る。 良い点 可動部がスーツの印象を崩していない。 付属品が豊富。 悪い点 アゴが引けず、首がまっすぐにならない。 全体的に関節が緩め。 不具合情報 関連商品 関連商品名 個体差なのかな?足の関節がゆるゆるなんだけど。 -- 名無しさん (2010-06-26 11 46 57) 俺のも全体的に下半身の関節がゆるい、後、左の二の腕がポロポロ取れるんだけど直しかた分かる人いないかな・・・。 -- 名無しさん (2010-06-26 21 22 47) 再販と今後の展開に期待しよう、フィギュアーツも最初こんなに関節緩かったし -- 名無しさん (2010-06-26 23 50 17) 顔の塗装が盛大に剥げていて、鼻のところが透明に…塗装品質はかなりばらつきがある模様。新シリーズ一発目なんだから検品はしっかりしてほしいのう。 -- 名無しさん (2010-06-27 13 44 07) 名前 コメント